キケン(有川 浩)
林檎飴もしくはサーティワンのホッピングシャワー
キケン読了、林檎飴もしくはサーティワンのホッピングシャワー。見た目も心踊って、食べても素敵で、そして隠されてたリンゴやしゅわしゅわに驚くみたいな。子供じゃなくて大人じゃなくて、行動力のある大学生の無敵な青春。あの時駆けて夢中になってた時間がぶわっと戻ってくるみたいな。ラストが最高
— みいこ@たぶんライオン (@miiiko0o) 2017年4月28日
理系男子じゃなくて自分は文系女子だったけど、あの熱狂感は駆け抜けるような爽快感はおぼえている。それだけでなくて、それをきちんと過去のエピソードとして語られているからこそ大人も楽しめる。そこが一等素敵なところ。
— みいこ@たぶんライオン (@miiiko0o) 2017年4月28日
昔の、大学の話。「機械制御研究部」通称キケン、なんて呼ばれたサークルの思い出を主人公が妻に語る形式。
自分達が学生だった頃、
凄くくだらないことだったはずなのに必死で、全部が大事件で、
大人になってみれば小さな行事にも全力投球だったなあ、なんて。
子供じゃなくて大人じゃなくて、行動力のある大学生の無敵な青春。
あの熱狂感や駆け抜けるような爽快感、そんなものが全部体に戻ってくるような本。
それが切なく寂しいものではなく、「だから今があるんだ」って笑える本になっているのはすべてそれが「過去のエピソードとして」語られているところ。
忘れていた宝物を思い出せるような。ラストは必見。その「目で」確かめてください。
ごちそうさまでした。